レシピ

美肌生薬のひんやり薬膳スイーツ烏龍シロップ

おすすめポイント

夏の暑さと紫外線にお肌がそろそろお疲れモードになっている頃ではないでしょうか。 カサカサ、たるみ、くま、くすみ、青白い顔色・・・など。 夏バテ気味のお肌をシャキッとさせて潤いと血色感、透明感を取り戻していきましょう。 この時期、汗がとめどなく出ますね。中医学では汗(津液と分類)と血の根源は同じであり、また気も血の一部と考えています。「発汗=気、血、津液の消耗」。たくさん汗をかいた後の体は気、血、津液をごっそりと持って行かれているのでクタクタに疲れています。この疲れはお肌にもダイレクトにあらわれます。気・血・津液を補う飲み物や食べ物を摂り、体やお肌にいたわりを。

今回は疲れを回復させ、“ハリツヤピン”なお肌へと戻していく薬膳スイーツをご紹介。消耗した気と血をナツメで補い、玫瑰花でしっかりとこれらを巡らせます。津液を増やす白きくらげと一緒にコトコト煮て冷やして…体の内側から涼を呼ぶウーロン茶のシロップを添えていただきましょう。

【材料3人分】  ※調理時間1時間(きくらげの戻し時間、冷却時間を除く)

  • ナツメ  3粒
  • 玫瑰花  6粒
  • 白木耳  10g           
  • 砂 糖  大さじ1
  • ウーロン茶葉   小さじ2        
  • はちみつ  大さじ1
  • 熱 湯   150cc
【下準備】 鍋に白きくらげ、ナツメを入れて一晩ヒタヒタの水に浸して戻す。ザルにあけて水洗いし、 白木耳の硬い黄色い部分を取り除く。玫瑰花は飾り付け用に1粒残す。

作り方

  1. 鍋に白木耳、ナツメ、残りの玫瑰花、砂糖を入れて水750cc(分量外)を注ぐ。弱中火で約1時間煮込む。粗熱を取り、冷蔵庫で冷やす。
  2. 熱湯150ccでウーロン茶を濃いめに淹れる。茶葉を濾し、はちみつを溶かして冷蔵庫で冷やす。
  3. 冷えた白木耳、ナツメを器に盛り、ウーロン茶シロップをかける。飾りでとっておいたピンク色の玫瑰花をちぎって散らす。
薬膳ポイント
  • ナツメ…消耗した気と血を養い、体とお肌に元気を取り戻します。リラックス効果もあり不眠にも良いです。
  • 玫瑰花…気と血をきれいに巡らせてお肌に栄養をたっぷりと行き渡らせます。シミ、くすみにも◎。