レシピ

血を動かす薬膳カレー 〜月経痛対策に〜

血を動かす薬膳カレー 〜月経痛対策に〜

寒い日々ですが皆さんしっかりと背筋を伸ばして過ごしていますか?寒いと少しでも温もりを逃さないように自然に体が丸く、縮こまりますよね。良くない姿勢は気や血の巡りを阻み、不調の原因になることも。寒い日でもしっかりと肩を広げて背をしゃんと伸ばして過ごし、体の巡りを通しやすくしましょう。
さて、今日は月経のお話を。 “女の道は血の道”と言われるほど女性にとって血の巡りは大切なものです。それは月経周期、お肌、情緒に直接影響を及ぼすから。血の巡りが通らなくなれば月経不順、月経痛、頭痛、倦怠感、情緒不安などの不調があらわれてきます。私も薬膳と出会うまで月経時の不調に悩まされていました。不順なのでいつ来るかわからない、来ればひどい月経痛と頭痛で何もできない…そして大事な仕事、予定を前にこの日は絶対に月経が来ませんようにと祈るような日々でした。当時の私のように月経痛、不調から解放されたいと強く願う女性多くいらっしゃることでしょう。今回のレシピ、使われた食材をぜひ月経痛対策にお役立てくださいね。
「不通則痛」“通じざれば則ち痛む”。薬膳では気血が通っていない、巡っていない時に痛みが生じると考えられています。今回のレシピに痛みの原因となる血の巡りの不通、滞留をほぐして散らす【紅花】を一匙。そしてこれをサポートするスパイス、食材を組み合わせて月経痛を和らげる薬膳に仕上げました。また、巡りをスムーズにする為には“温”が不可欠です。寒い日が続きますから体を保温する乾姜なども合わせています。
薬膳カレー、短時間で作りますがしっかりとスパイスの味が立ち、コクある味わいに仕上がりますよ。また、辛さ控えめなのでどの年代の方にも美味しく召し上がっていただけます。しっかりと目的を持って食材が組まれた本当の“薬膳カレー”を是非おうちで作ってみてくださいね。

【材料2〜3人分】 ※調理時間30分

  • 鶏もも肉   500g     
  • ヨーグルト  200g
  • トマト缶   1缶(400g)
  • にんにく   1かけ
  • 塩      小さじ1
  • あんずジャム 大さじ1
  • オリーブ油  大さじ1.5
【スパイス類】☆印「一匙和草」にて取扱いのある生薬です。
  • ☆橘皮(タチバナの果皮) 小さじ1 
  • ☆紅花(ベニバナ)   小さじ1.5
  • ☆乾姜(カンキョウ)  小さじ1
  • クミン         小さじ1
  • 姜黄(ターメリック)  小さじ1
※お好みで鷹の爪半分〜1本
    【準備】ヨーグルトに乾姜と塩を半量、すりおろしたにんにくを加えて混ぜる。これを鶏肉に揉みこみ、40分〜1時間置く

作り方

  1. 鍋を中火にかけ、オリーブ油を熱する。油が熱くなったら弱火にしてクミンと残りの乾姜を入れて焦がさぬよう炒める。※鷹の爪はこの時に加える。
  2. スパイスの香りが立ってきたら漬け込んだ鶏肉をタレごと加えて中火にする。2分ほど炒めたら橘皮、紅花、姜黄を加えてさらに炒める。
  3. トマト缶、塩を加えて一混ぜし。蓋をして中火のまま約20分煮込む。
  4. 仕上げにあんずジャムを加えて蓋をせず一煮立ちさせる。
☆薬膳ポイント
  • 紅花…停滞した血の巡りをスムーズに調え、月経周期を調えます。
  • 姜黄(ターメリック)…停滞した気、血の巡りを調え月経不順、月経痛を和らげます。