レシピ

お腹が調う“気巡りハーブ”のシークカバブ

おすすめポイント

薬膳では梅雨や雨の多い時期に“脾”(胃腸の働き)に気をつけて過ごすと良いとされています。この時期、雨が多く空気中の湿気が多いですよね、体の中も同じく余分な水分が溜まりやすくなる時期。脾はこの湿気がとても苦手です。お通じがゆるくなったり、むくみやすかったり、体が重かったり…これらは脾が弱り、乱れている時に出る不調サインです。また“脾”という臓は不安や心配などのネガティブな感情と連動しており、脾が弱っていると不安感や憂鬱感を感じやすくなります。

今回の薬膳では弱っている脾に力を与えるお肉、その力を効率よく巡らせるハーブを組み合わせた『お腹が調う“気巡りハーブ”のシークカバブ』を。 薄荷(ミント)、タイム、オレガノを加えたお肉の串焼きに。消化をサポートするトマトとパクチーをたっぷりと加えた酸味あるフレッシュなソースを添えましょう。蒸し暑い時期でもお肉をさっぱりと食べられるレシピです。

【材料5〜6本分】 ※調理時間20分

  • 合い挽き肉  400g       
  •  玉ねぎ  1/2個(100g程)
☆薄荷(乾燥ミント)   小さじ2     ☆タイム(乾燥)  小さじ1        ☆オレガノ(乾燥)   小さじ1     ☆塩  小さじ2/3 【トマトとハーブのフレッシュソース】
  • 香菜(パクチー)  4枝        
  • トマト  1個(200g程)
  • オリーブ油  50cc         
  •  酢  50cc
  • 塩  小さじ1/3

作り方

  • ボウルにみじん切りにした玉ねぎとお肉、☆印のハーブ、塩を合わせて粘りが出るまでこねる。
  • ソースを作る。パクチーとトマトは粗みじん切りにし、ソースの材料を全て合わせて混ぜる。
  • ①のお肉は1つ80gを目安に棒状に成形し、串を真ん中に刺す。フライパンで3〜4分、火がしっかりと通るまで転がしながら焼く。②のソースを添えて出来上がり。
薬膳ポイント
  • 薄荷…モヤモヤ、憂鬱感がある時に食べると気持ちがスッキリします。
  • タイム、オレガノ…気の巡りを調えるだけでなく、体内の湿気も外に出します。梅雨時期のむくみに◎。
  • トマトやパクチーは消化促進に良く、お肉やコッテリ料理の際に一緒に食べると胃の負担を軽くします。